新規での受付数が少ないことに驚かれるかもしれませんが、一つひとつの作業を丁寧に行い、精密な「入れ歯」を作るとするならば、どうしても時間を必要といたします。
ある患者様の上・下「総入れ歯」を例に挙げると、その作製に要した時間:(治療時間+技工時間)は、約60時間でした。その内、院長自らが行う技工作業の時間は約8割を占めています。
例えば職人と呼ばれる焼き物師が、自分の作品を全て外注に出したり、自分の弟子に下請け作業をさせたりしているでしょうか?素材からこだわり、自分で最初から最後まで責任を持って完成品を造っているはずです。これがプロフェッショナルとよばれる所以なのです。
患者様の状態を可能な限り良い方向へ改善するためには、体に合った技工物(「入れ歯」・「被せ物」)が必要です。