久し振りの青空です!近くの小学校から賑やかな声が・・・
雨で延期されていた運動会がようやく開催されたようです。(=^・^=)
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さて、こんなご質問をいただきました。
「歯を全部抜いて、総入れ歯にした方が楽になるのでしょうか?」【 残っている歯をどうするか?】 現在お口の中に残っている歯の状態は、人によって異なります。
ですから、残っている歯の問題は、歯科医師にとっても患者さんにとっても難しい判断を迫られます。
院長が著書『口福の入れ歯』の中で、こう答えています。
歯はとても大切な臓器です。
簡単に歯を抜いて「総入れ歯」にするわけにはいきません。
歯周病になった歯でグラグラと動揺もみられる場合、抜歯する症例もあります。
しかし、このような歯でも「咬み合わせ」で大切な役割を担っていると判断すれば、あえて歯を抜かず保存することもあります。
逆に「入れ歯」を作る際、どうしても残存する歯が障害になる場合(歯が極端に倒れている、「咬み合わせ」に障害になっている、等)もあります。このような場合は、患者さんと相談の上、抜歯させていただいております。
当院は、どんなに歯の状態が悪くても、患者さんが「歯を抜きたくない」と言われれば、基本的に歯を抜かないよう心がけています。
ただし、歯科医師が抜歯を勧めながら、歯を保存するとなると、今後の治療上のリスクも十分に説明し、理解をしていただくことになります。要するに、歯を抜くか否かは、患者さんの十分な理解と同意なしでは行えないのです。
お口の状態をしっかり把握した上で、患者さんと話し合い相互理解を深める
・・・これこそが医療の原点なのです。