「上の入れ歯が落ちる!」
「舌で入れ歯を押さえている」と言われる方のなんと多いことでしょう!
ご来院になられる患者さんの訴えに必ず入ってくる項目といえます。
では、
上の入れ歯は一体どうやって、
歯ぐきにくっ付いているのでしょうか?普通に考えれば…
「重力があるから下に落ちて当たり前」って感じですよね。
だから皆さんも、上の入れ歯が落ちてくるのは
「仕方のないこと」と思われるのでしょう。
***********************************************
【上の入れ歯を歯ぐきにしっかり留めるには?】
生活雑貨の「吸盤」を思い起こしてください。
吸盤をタイルなどにつけるとき、皆さんはどうしますか?
汚れをふき取った後、吸盤を平面に押し付けていませんか?
あれは
中の空気を押し出し抜くことで、真空状態にしているのです。
外側の空気より、吸盤の中の圧力が低くなって
吸盤がしっかり付くという原理です。
入れ歯に対しても同じことがいえます。
入れ歯が吸盤のようになって、
上のアゴの歯ぐき全体に張り付く状況になることが必要です。
つまり、
入れ歯のアチラコチラから
「空気が入らないようにすること」が大事なのです。
「がたつき」の大きい入れ歯は、
この原則から外れることをお分かりいただけますでしょうか。
ですから、
患者さんそれぞれに適した入れ歯の形はもちろんのこと、
噛んだときにも「安定した噛み合わせ」になる入れ歯を作る必要があるのです。
加えて、お口の中には「唾液」があります。
水分の表面張力によって、入れ歯の吸着を補助している部分もあります。
他にも、
当院独自の入れ歯の吸着を高める技術があります。
それがどんなものなのかは、
実際に体験していただかないと分かりません。
入れ歯の不具合でお困りの方、一度ご相談にいらしてください。
お問合せはコチラ<待合室の刺繍>
春🌸らんまん❣