ある取引先の担当者と行き違いがあり、
「そんなこと、聞いてない」と朝からプンプン😠!😠!
確認事項は必ず院長と2人で擦り合わせていたから、
絶対、相手が「すっとぼけ」なんだろうけど。
「言った・言わない」ループは不毛すぎるし、
【アンガーマネジメント】でやり過ごすしかない・・・。
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◆アンガーマネジメントとは?
人には様々な感情が渦巻いています。その中でも特に強い、
怒りの感情とうまく付き合うための心理教育・トレーニングのことを言います。
(アンガーとは英語で「怒り」の意味です。)
怒らないことが目的ではなく、「怒り」をコントロールし、
スムーズに問題解決が図れるようになることを目指します。
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【 怒り・苛立ちのコントロールテクニック 】
@ イライラしたら、【 6秒 】待つ!
A 「〜するべき」の境界線を広げる
B 自分にできることだけ、コントロールする
最初の6秒が、怒りの感情のピーク!だから、まずこの6秒をやり過ごせば、
次第に怒りの度合いが治まっていくそうです。
そして、「自分だったらこうするし、このようにするべき」といった、
相手に同調を求める圧力をかけ続けることはせず、
許せる許容範囲を広げていきます。
その後、
「変えられること・変えられないこと」
「重要なこと・重要でないこと」を切り分け、
自分にできることだけに注力することが大切です。
だって、いくら怒っても変わらないものに、
いつまでもごねていたって、エネルギーの無駄ですからね。
サッサと次に行きましょう!
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それでも、おさまらない時は、
【期間限定の思考】がおススメです。
産業医である井上智介先生が提唱された「期間限定思考」。
どんなにツライことでも、
終わりが見えていると、
心の持ちようが変わる!確かに、当院にご来院になった方は皆さんが口を揃えておっしゃいます。
「ここに来るまで、いつこの苦しさから解放されるのか分からず辛かった。」
「時間は掛かると言われたけど、治ると分かったら気持ちが和らいだ」
いつ終わるともしれないことに対して、
人はプレッシャーが半端ないのですね・・・。
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当院にお越しの皆さんは、自らを大きく変える一歩を踏み出された方々です。
長い間の【お悩みの終わり】を見据えて、いまご通院いただいています。
私たちは、患者さん専用の「連絡ノート」を通じて、
当日の診療内容や気をつけていただきたいこと、
今後の予定などを記していきます。
患者さんにも、折々に「心配なこと・気になったこと」などを書き留めてもらい、
コミュニケーションを密に取るよう努めます。
間違っても「聞いてない」なんて言われないように・・・ですね!😀
(参考図書)
井上智介先生の著書:『職場の「しんどい」がスーッと消え去る大全』(大和出版)
ご興味のある方はご覧ください。