2019年06月18日 [噛み合わせ 富山]
虫歯はないのに歯が痛い!
この春進学校に入学した姪っ子が「最近歯が痛い」と言っているとのこと。
「勉強もするけど自分の時間も楽しみたい」とマイペースに過ごしてきた今までとは、生活が激変!
朝夕大混雑の電車に乗るのも初めてなら、周りがとびきりの秀才だらけというのも初めて。
進学校だけに授業のスピードが速い。予習・復習、別課題のオンパレードと・・・
寝る間も惜しんで机に向かっているらしいのです。
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この様子を聞くと、「虫歯はないのに歯が痛い!」原因が解ります。
ズバリ! 「噛みしめ!」
歯は、歯を支える顎の骨とピッタリくっついているわけではなく、
「歯根膜」という繊維組織が介在して、噛んだ際の衝撃を吸収しています。
いわばクッションのような役割なのですが、歯を噛みしめ続けていると・・・
その繊維組織が切れたり、伸びきったりして、
歯の周囲に炎症や冷温水痛、歯が浮いたりする感じなど違和感が生じたりします。
また、更に噛みしめがひどくなってくると・・・
歯の神経もやられてくる場合があり、歯自体も割れる場合すらあります。
このように、ひとつもイイことが無い行為なのです。
人が歯同士を噛み合わせるのは、食事のときだけ!
あとは、離れているものです。
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姪っ子には次のように指示を出して経過観察。
@ 1時間勉強したら席を立って、同じ姿勢を取らないこと
A「歯を離す」と紙に書いて、目の前に置くこと
B 時間を決めて寝ること
C 朝夕のストレッチ
D「あによべ体操」をして、舌の筋肉を動かすこと
その後、痛みなんか無かったかのようにケロッとして学校に行ったとのことでしたが、
「自分の歯は自分で守る!」を意識する出来事になったなら良いのですが・・・。
初夏の風がそよそよと吹いて、気持ちの良い日です(*^^)v
明日からはスッキリしないお天気とのこと、貴重な☀を楽しみたいですね!