2020年05月07日 [診療室より]

「気が付くと口が開いていて、口で呼吸しているようです。」

「口呼吸だと、ウイルス感染しやすいと聞いたのですが本当ですか？」

こんなお問い合わせを受けました。


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本来、口は「唇がそっと触れるくらい」に軽く閉じていて、
鼻で呼吸するのが通常です。

【鼻の役割】
☑　空気中に漂うホコリやウイルスから体を守る
☑　体に入る空気を35〜37度に温めてくれる
☑　体に入る空気の湿度を90％以上に高めてくれる
☑　肺に負担が掛からないようにしている

つまり鼻は「空気清浄機・加湿器・エアコン」といった多機能な器官なのです。


鼻が体に必要な役割を十分果たしてくれないと…

口から入った空気が「ダイレクト」に肺に送り込まれてしまいます。

その際、空気中の汚れ・ウイルスが同時に入ってきます。



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質問： 口呼吸は感染しやすいってホント？

答え： 危険性が高いのは本当です！
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口にも唾液があって、
外部から入ってくる細菌などから体を守る働きもありますが、
それだけでは追いつきません。


なぜなら鼻ほど異物を取り除けないし、
温度や湿度もそこまで高められないからです。



実際、口で呼吸していると、のどがカラカラになってきませんか？



口呼吸は、鼻自体の疾患が原因のものもありますが、

☑　口周りや舌の筋肉が弱っている
☑　猫背など姿勢が悪い

など色々原因があります。


それぞれについては、また後日・・・





今日は満月。５月の満月は「フラワームーン」というそうです。
たくさんのお花に癒されるこの時期にピッタリですね🌸

満月に願いを🌝
穏やかに過ごせる時期が早く来ますように…。

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◆当院は、本日より通常通り「お一人さま」診療をしております。